1章 認知論

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1-1 認知論とは?私たちは意味付けの世界で生きている

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認知論とは、同じ出来事を経験しても感じ方は人それぞれ違うという考え方です。
例えば、犬に噛まれた子ども全員が”犬恐怖症”になるとは限りません。
高いところから落ちて怪我をした人全員が”高所恐怖症”になるわけではありません。
100人同じ経験をしたとして、95人は恐怖症になっても、5人はならないということはよくあります。
なぜこのようなことが起こるのでしょうか?
それは、起きた出来事を「独自の解釈」や「意味づけ」を通して捉えているからです。
例えどんな経験をしたとしても「意志の力」で結果を変えることができると言いかえることができます。
「誰にも変えられない事実」と「あなたの捉え方でしかない認知」を区別するように心がけましょう。

1-2 『事実』と『認知』を区別する練習しよう


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認知論はアドラー心理学において最も重要なキーワードだと言っても過言ではありません。
そこで『事実』と『認知』を区別する練習をしてみましょう。
1)恋人に振られて悲しい
2)大好きだった祖父が死んでしまって辛い
3)親友はイケメンなのに僕は顔が整っていなくてムカつく
この3つのネガティブなコトを『事実』と『認知』に分けてください。

■答え
1)事実→恋人に振られた   認知→悲しい
2)事実→大好きだった祖父が死んでしまった   認知→辛い
3)事実→全て事実ではない   認知→容姿のことは全てあなたの捉え方でしかない

いかがでしたでしょうか? 事実と認知が混同してしまうと、この世がどうしようもないことで溢れてしまいます。感情に支配され、苦しさから抜けられなくなってしまいます。 今日からこの事実と認知を区別を意識して生活してみてください。

1-3 心理学で重要な『主観』と『客観』

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『主観』と『客観』という言葉の意味をご存知でしょうか?
主観とは、自分の目線でのみ物事を判断していること。
客観とは、自分の目線のみではなく、広い視点で物事をみていること。
詳細の意味はWikipediaで検索してください。笑
認知論は『主観主義』だと言えます。
人はそれぞれ物事を主観的に捉えているからです。
客観的に広い視点で物事を見ていたとしても、最終的に自身の認知によって選択をしているとアドラー心理学では考えます。
※客観主義というのは、人間の客観的な状況のほうを主観的な精神世界よりも重視する立場です。 フロイトの心理学は、古典的な精神分析理論については、客観主義の心理学に分類されます。

1-4 世界はシンプルである

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記念すべき第1章の最後に、小倉広先生 著の『人生に革命が起きる100の言葉』の巻頭の一節をご紹介いたします。

「私はアドラーの本を最初から最後まで3回ほど読みました。火曜の朝、私は椅子から立ち上がりました。世界は違っていました。アドラーは私に教えてくれました。『世界は信じがたいほどシンプルだ』と」

精神科医 リディア・ジッハー

リディア・ジッハーは、アメリカの精神科医でアドレリアン(アドラー心理学の実践している心理学徒)です。
この言葉は、認知論を象徴した言葉とも言えます。
この世界の主人公はあなた。あなたが青色のメガネをかけて世界を見れば青の世界になり、赤いメガネをかけて見れば赤の世界になるのです。
私も初めてアドラー心理学を知った時、今まで縛られていた鎖が全部解けてしまい、体も心も軽くなりました。
このサイトを通して、章が進むごとにあなたの体や心が軽くなりこれからの人生に少しでも光を感じていただけたら幸いです。

 

 

1章の達成度

 

この章も楽しく学んでいきましょう!

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