5章 対人関係論

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5-1 対人関係論とは?悩みの源流は『人』

adler-com_banner20 人のあらゆる選択や悩みは対人関係を前提としているという考え方です。
今あなたが迷っている選択や悩みは対人関係が根っこにありませんか?
例えば、多くの人が抱えている『お金』の悩み。
そもそも何のためにお金が欲しいのでしょうか?
おいしい食事がしたいから?良い車を買いたいから?良い家に住みたいから?
では何のためにそれらのモノが欲しいのでしょうか?
もしも、この世の中に人があなた一人だけだとしたら、その欲求はどうなりますか?
恐らくほとんどの悩み、欲求が消えてしまうことでしょう。
根にある真の欲求に目を向けてみてください。

5-2 人生の課題である3つのタスク

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アドラー心理学では、人生で直面する課題を『ライフタスク』と題し3つに分類しています。

1仕事の課題(職場の人間関係)
2交友の課題(友人・知人の人間関係)
3愛の課題(恋人・夫婦の人間関係)


仕事>交友>愛
この順に解決する難易度が高いとされています。
ここからはあくまでも私の持論ですが、愛の課題が最も難しいとされる理由は2つだと考えられます。

1.距離感

まずは”山”を想像してみてください。
山を遠くから見た時は、一つの大きな山として認識しているでしょう。
しかし近くで見ると複数の木によって形成されていることが分かります。
近くで見て初めて木で構成されていることを知るのです。

これと同じように距離が近いと相手の多くを知ることになります。
「初めはいい人だと思っていたが、だんだん交流を深めていくうちに合わないなと感じて付き合うのをやめた」という経験はないでしょうか? 距離が近くなるにつれ、関係性が浅い時には見えなかったところが見えてしまうものです。

何か嫌なことを言われた時も仕事関係であれば、『仕事だから仕方がない』と割り切れる部分がありますが、交友関係であるとそうもいきません。感情的に怒ったり、冷たい態度を取ったりします。恋人や夫婦の関係だともっとその傾向が顕著にでるでしょう。

2.時間

仕事の関係、交友の関係であれば、時間を有限的にすることが可能です(このプロジェクトだけ、この曜日だけ、この日だけ、など)。 もちろん恋人、夫婦間でも時間は区切ることができますが、一緒にいる時間は最も長いと言えます。そのため、時間的な距離を置くこともできず、自分自身が共同体感覚がないと苦しくなってしまったりするのです(共同体感覚についての記事はこちら⇒共同体感覚とは?)。
以上のことが、下に行けば行くほど解決が難しくなると言われる理由です。

5-3 承認欲求にとらわれてはいけない

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他者に自分の思いを伝えることは勇気のいることです。
『嫌われないだろうか』『変な奴だと思われないだろうか』と考えてしまうからでしょう。
しかし嫌われることを恐れて、誰かのためにあなたを殺す必要はありません。
あなたはあなたのために生きてください。
嫌われることを恐れる必要はありません。
ありのままのあなたでいいのです。

しかし嫌われることを恐れないためには勇気を持つことが必要です。 勇気を持つにはどうしたら良いのでしょうか?

次章で学んでいきましょう!

5-4 小さい頃から人に嫌われることが極度に怖かった

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ここで少し私の話をだけさせてください。(読み飛ばして頂いても構いません!)

この記事を書いている私は小さい頃人に嫌われることが怖いと感じていました。

大学生の時「もう誰とも関わりたくない」と心を病んでいた時期もありました。
その時の私はこう思っていました。
「僕はいろんなものに縛られている。誰も僕の気持ちなんて分かってもらえない」
でも違ったんです。正しくはこうでした。
「僕は自分で自分を縛っている。僕は誰にも自分の気持ちを伝えようとしていない」

必要なのは「勇気」だけでした。勇気を出したら世界が変わりました。
アドラー心理学は「勇気づけの心理学」と呼ばれています。 もしかすると、既にあなたの人生も変わり始めているのかもしれません。
それでは次の章に進みましょう。

5章の達成度

この章も楽しく学んでいきましょう!


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