6章 勇気付け

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6-1 勇気づけとは?全ては勇気で解決する

adler-com_banner24 勇気づけとは、困難を克服する活力を与えることです。
人は勇気づけられていると、どんな困難でも克服できると信じ行動することができます。
『自分は一人じゃない』『自分には魅力・能力がある』そう信じることができます。
勇気があれば建設的(現状を改善していく気がある)行動を取るのですが、勇気が欠乏すると非建設的(現状を改善していく気がない)行動を取ります。
楽しい人生を歩むことと、勇気付けれれていることはイコールだといえるでしょう。
ではどうしたら勇気づけることができるのでしょうか?

6-2 勇気づける方法

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自分と他者の2つパターンで考えていきましょう。

自分を勇気づける方法

・何かに貢献してみる
人でも動物でもお花でも構いません。何かに貢献してみてください。貢献することで、自分を勇気づけることができるでしょう。

・人にあなたの良さを聞いてみる
自分では自分の魅力に気付けないことが多くあります。近くの人にあなたの魅力を聞いてみましょう。

他者を勇気づける方法

・感謝を伝える
上から目線ではなく、横から目線で『ありがとう。助かったよ!』と伝えてみましょう。

・『I(アイ)メッセージ』で話す
『私は』を主語にしてみましょう。何か意見を伝える時『私は〜だと思う。』という表現にすることで、あくまでも決定するのはあなただということを伝えることができます。

反対にYouメッセージでは『あなたは〜しなさい(こうすべきだ)』のように断定的で課題の分離(第2章を参照)ができず、自立した関係性を保つことができません。

他者を勇気づけると自分自身が勇気付けられることもあります。
『情けは人の為ならず』ということわざがありますが、まさに自分自身を勇気づけるためにも他者を勇気付けてみてください。

6-3 勇気くじきを止めよう

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勇気づけの反対を『勇気くじき』といいます。困難を克服する活力をくじくことです。

下記に具体例を3つあげてみました。

失敗を恐れ挑戦しない(させない)

挑戦しないので成長できず、自分に自信が失くなってきます。

他者と自分を比べる

比べるべきは昨日の自分。人はそれぞれ違うので比べようがありません。

威圧的、支配的なコミュニケーションを行う

支配されるということは自分で選択ができません。いざ自分で選択しなくてはいけない時に選択できないでしょう。
勇気くじきは百害あって一利なしです。今すぐ勇気くじきになるような行動はやめましょう。

6-4 リフレーム|認知論を実践し勇気づけてみよう

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アドラー心理学では、リフレーム(reframe)という考え方があります。
英語で『re』は『もう一度、再開、再び』『FRAME』は『型』です。
つまり、一度型を外して、もう一度付け直してみるという方法です。

人は誰しも思考の癖があり、自分の固定概念が出来上がってしまいがちです。
そうすると『私の考えていることが正しい』『この出来事にはみんなこのように感じる』などの考えが浮かんできてしまいがちです。
その型を外して付け直してみることで、短所が長所にもなるということに気づき、結果勇気づけができるということです。

例えば『暗い性格で人見知り』という方がいたとします。
女性であれば『おしとやか』、男性であれば『クール』など、言い方や捉え方一つで印象は変わってきます。
性格に限らず、”過去に起きた事実”もリフレームしてみるといいでしょう。
例えば、彼女に振られた、離婚してしまったなどの事実があったとします。
多くの人は悲しい気持ちや後悔の悔しい気持ちを抱えているようです。
しかし、別れたことで、新たな出会いのチャンスを得たともいえます。
そのまま付き合っていたら、結婚していたら出会えなかった魅力的な人との出会いがあるかもしれません。
リフレームをすることで、勇気づけられ、勇気づけられると共同体感覚(次章の第7章で解説)を得ることができるのです。

6章の達成度

この章も楽しく学んでいきましょう!


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