感情は目的のために作り出される

アドラー心理学 |感情は目的のために作り出される|目的論

 アドラー心理学 勇気づけ 作られる

感情=捏造

感情は全て自分の目的達成のためのツールです。 ベストセラーになっている『嫌われる勇気:岸見一郎、古賀史健』の中で、 “カフェの定員にコーヒーをこぼされたから、カッとなって大声を出した”という例が記載されています。 これが非常に分かりやすいため、シェアさせていただきます。  

カフェの定員|”嫌われる勇気”から引用

  ”正年:昨日の 午後、喫茶店で本を読んでいたとき、通りかかっ たウェイターが私の上着にコ―ヒーをこぼしてしまいました。買っ たばかりの 、いわゆる一張羅です。カッとなったわたし大声で怒鳴りつけました。普段のわたしは、公の場で大声を出すことなどありません。しかし、昨日ばかりは店中に響きわたるくらいの大声で怒鳴り散らしてしまった。怒りに駆られ、我を忘れてしまったわけです。さあどうです、ここに も「目的」とやらが入り込む余地はありますか?こ れはどう考えても「原因」ありきの行動でしょう? 哲人:つまり 、あなたは怒りの感情に突き動かされて、怒鳴ってしまった。普段は温厚な性格なのに、怒りの感情に抗することができなかった。自分にはどうすることもできない不可抗力だった 。そうおっしゃるわけですね? 青年:ええ 。あまりに突発的な出来事でしたからね。考えるよ り も先に声が出てしまったのです。 哲人:では仮に、昨日のあなたが偶然刃物を持っていたとして、カッとなっ たはずみに相手を刺してしまったとします。その場合も「自分にはどうすることもできなかった、これは不可抗力なのだ」と弁明できますか? 青年:そ、それは極論です!   スポンサーリンク 哲人:極論ではありません。あなたの理 屈を突き進めると、怒りに駆られた犯行はすべてが「怒り」のせいであって、当人の責任ではなくなってしまいます。なにしろ、人は感情に抗うことができないとおっしゃるのですから。 青年:じゃあ先生はわたしの怒りを 、どう説明するおつもりです? 哲人:簡単です。あなたは「 怒りに駆られて、大声を出した」のではない。ひ とえに「 大声を出すために 、 怒っ た 」のです。つまり、大声を出すという目的をかなえるために、怒りの感情をつくりあげたのです 。 青年:なんですって? 哲人:あなたには大声を出す、という目的が先にあっ た。すなわち、大声を出すことによって、ミスを犯したウェイターを屈服させ、自分のいうことをきかせたかった。その手段として、怒りとい う感情を捏造したのです。 青年:捏造した?冗談じゃ ありません。 哲人:では、どうして大声をあ げたのです? 青年:だからそれは、カッ としてしまったからですよ。 哲人:違います。わざわざ大声をあげなくても、言 葉で説明すればウェイターは丁重にお詫びもしたでしょうし、きれいな布巾で拭き取るなど、しか るべ き措置もとっ たはずです。あるいはクリーニングの手配さえしてくれたかもしれない。しかも 、あなたは彼がそうするであろうことを心のどこかで予期していた 。に もかかわらず、あなたは大声をあげたのです。言葉で説明する手順を面倒に感じ、無抵抗な相手を、より安直な手段で屈服させようとした。その道具として、怒りの感情を使ったのです。   いかがでしょうか?少し長くなってしまいましたが、非常にわかりやすく、リズミカルな文章ですよね!  

ライフスタイルを変えること

感情をコントロールすることはできませんが、その根本にあるライフスタイル(価値観)を変えることによって、 目的が変わり、必然的に感情も変わってきます。 感情をコントロールしたとしても、それは一時的な対処法にしか過ぎません。 あくまでも感情は排泄物であることを忘れずにいましょう。   ⇒ライフスタイルを変える方法 ⇒感情は排泄物である